こんにちは、ハヤサカです
今回も体験記①に続き、僕が非血縁者（家族ではない人）の
骨髄ドナーになった体験を書いていきます
体験記②では
骨髄移植の説明を受け、少しビビった話
面談＆確認検査の内容
を書いていきます
思ったより大変な手術であることを知り
色々と考えさせられる内容でした
目次
【結果】僕の骨髄提供は中止となりました
結論から言うと、
僕は手術前日のPCR検査で陽性となり
患者さんに骨髄提供できませんでした
（無症状、血液の数値も問題なかったのに）
準備万端！と思った矢先、
僕の骨髄提供は中止となりました
今もその日のことを思い出すと
悔しさ、残念な気持ちでいっぱいです
それでも手術前日まで骨髄ドナーとして
体験したことをまとめたので
骨髄バンクに登録しようかな？
実際、骨髄提供ってどうなのよ？
と考えている方の参考になると思います
骨髄ドナーを通して感じたこと
思ったことを正直に書きます
【大事なこと】骨髄ドナー体験記公開について
本題の前に、大事なことがあります
僕の書く体験記は、骨髄バンクが設ける
『ドナーのためのハンドブック』
ドナーと患者のプライバシーを守るために
に記載されている「情報の公表について」を遵守した上で書いています
僕や患者さんを特定することを
目的としていません（ドナーと患者の接触は禁止されています）
そのため、記事やツイートの年月日は
リアルタイムとリンクしていません
（2022〜2023年の体験記とだけ）
また、僕の主観で書くため
見たこと、聞いたことの中には
誤った内容も含まれる可能性があります
（できるだけ引用元を掲載します！）
骨髄移植について正しく知りたい方は
日本骨髄バンク をご参照いただければと思います
前置きが長くなりました
それではお読みください
コーディネーターさんと顔合せ
前回の話で約束した日に
骨髄提供に関する面談＆説明のため
コーディネーターさんと顔合せしました
場所は地元の大きな病院でした
病院内の打ち合わせ部屋に案内されると
まずはお礼を言われ、次に
今も骨髄提供の意志はありますか？
ご家族は承知していますか？
と聞かれました
提供の意思があること、
妻に説明済であることを伝えると
骨髄提供の詳細なスケジュールや
手術の話が始まりました
骨髄移植の説明を受ける
そして、骨髄移植について「ドナーのためのハンドブック」を使いながら説明を受けました
▼ドナーのためのハンドブック:日本骨髄バンク▼
この日は
どこの病院で手術するか
血液内科医師の問診
確認検査
骨髄の提供方法
入院スケジュール
助成金の話
など、もりだくさんでした
コーディネーターからの説明
最初に骨髄バンクによる骨髄提供の仕組みや概要の説明を受けました
日本では年間2000人以上移植を待っていて、去年、僕の住む県での提供者（ドナー）は30人に満たない数だったそう
僕を担当するコーディネーターさんは
去年4人、最終同意までコーディネートしたと言っていました
ちなみに、辞退した人は7人いたそう
（せっかく適合したのに、残念だなと思いました）
そして、コーディネート開始から入院、骨髄採取とその後のフォローの話を聞きました
動画で説明を見る:日本骨髄バンク▶ https://www.jmdp.or.jp/donation/about/flow.html
ひたすら問診を受ける
続いて、血液内科の先生の番になり
タブレットを見ながらひたすら問診を受けました
事前に回答した問診票に
「ギックリ腰をした」と書いたので
そのことについて聞かれました
腰にある腸骨から採取するので、ギックリ腰の症状がひどいのか教えて
って感じでした
なるほど、腰が痛いと手術後が
しんどいのかもしれません
ほかにも、
過去に麻酔で具合悪くなったことは？
と聞かれました
全身麻酔の参考にするそうです
意識がないときに具合が悪くなったら怖いですもんね
測定＆採血をする
測定＆採血は、健康診断に似ていました
・身体測定
・血圧測定
・採血
を行いました
採血の容器はたくさんあり、
大2本、小4本 の採血をしました
看護師さんに「結構（血を）採るんすね」って聞いたら、
性病とか、見たい数値とか、いろいろあるんですよ
と言われました
たしかに、
提供する側の状態もしっかり調べないとですよね
助成金がもらえるかも？
骨髄提供に関する確認検査が終わり、
この日のやることは終了しました
帰りの時、コーディネーターさんから
市町村によっては骨髄ドナーの助成金が出ます
と言われました
骨髄ドナー助成金って？
調べてみたら、
骨髄採取で入院した日数×◯万円
助成してくれるそうです
入院で収入が下がってしまう人にはありがたい制度ですね
ただ、うちの町はありませんでしたw
となり町にはあるのに、残念です
そんなこんなで、
最後に交通費をもらって終了しました
骨髄移植の説明に、少しビビる
骨髄移植の説明を受けて
正直、ビビりました
全身麻酔すること
腰の骨に太い針を刺すこと
何回も針の向きを変えること
輸血用に自分の血を採ること
今まで経験したことないことを
写真付きで丁寧に説明してもらいました
あとは、過去に起きた死亡例なども
外国の死亡例ですが、さすがにビビります
医師から
日本の死亡例はありません
Hayatoさんが安心して提供できるために全力を尽くします
の言葉を信じるほかありません
僕の場合、子どもはまだ小さいし
家のローンも残っている
善意で行う行為にしては
リスクが大きいと感じました
それでも僕は
滅多に経験できないこと
こんな自分でも人の役に立てること
という点から
「まぁ大丈夫だろう」という気持ちで
聞いていました
「生命保険の入院保障もらえるかな？」
とも考えていました
そして、最終同意へ進む意思を伝えました
家に帰り、妻に話したら
心配だけど、やってみれば？
と言ってくれました
性病なし、血液問題なし
後日、郵送で確認検査の結果が届きました
性病の有無や色々な数値結果が出ました
ここもクリアできたみたいです
次は最終同意
さて、次は最終同意に進んでいきます
日程などの相談は、後日コーディネーターさんから連絡がくるそうです
体験記③へ続きます
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