NFTってなんだろう?
やたらと最近耳するけど
正直なんのこっちゃ??って思う
そんな人は中島聡さんの音声配信を聞いてほしい
難しい専門用語を一切使わず説明してくれていて超わかりやすい
【中島聡さんとは?】
windows95の父と呼ばれるゴリゴリのエンジニア
学生時代からCADソフトウェアの「CANDY」を開発したり、プログラミング界隈では知らない人はいない超有名人
1960年生まれ、工学修士(早稲田大学)、経営学修士(ワシントン大学)。NTT通信研究所、マイクロソフト日本法人を経て、本社の米マイクロソフトに移る。Windows 95、Internet Explorer 3.0/4.0、Windows98などのソフトウェア・アーキテクトとして活躍。Xevo Inc.創業者
【参考】Windows 95の父、中島聡氏の2030年予測より
中島さんの音声配信はこちら
https://voicy.jp/channel/2627/275692
この記事では、中島さんの言葉を借りながら
僕なりにNFT(非代替性トークン)について説明していく
目次
NFTとはインターネット上にあるデジタルコンテンツ
ここでいうデジタルコンテンツとは
インターネット上に存在する画像、音楽、映像、文字などのこと
あれ?でもそれって今までも普通にあるものだよね?
でも、NFTにはプラスαの要素が付いているのだ
その要素とは、インターネット上のデジタルコンテンツを所有者だと宣言することの権利がくっついていることである
今までのインターネット上に転がっている写真や画像なんかは
ぶっちゃけ誰が所有者なのか証明できる技術がなかった
しかしNFTでは、それらに私が所有者ですよ✋という証明書のようなもの(非代替性)を紐づけることができるのだ
人類初のツイートに2億7000万の値がついた!?
NFTが一気に注目されることになったのは
Twitter CEO のジャック・ドーシーがつぶやいた人類初のツイート
just setting up my twttr
というただの文字が約2億7000万円で売れたというニュース
https://www.itmedia.co.jp/news/articles/2103/07/news016.html
なぜそんなものに値段がつくの?って思うよね
でもこれがNFTの魅力なのかも
ジャックのツイートって、
いわば人類初のツイートだよね?
そのツイートがNFTとして売られることで
人類初のツイートを誰かが所有することができるのだ
もっと簡単にいうと、
俺、人類初のツイート持ってるんだぜ!
ってドヤれるわけ
なんかすごい話だけど、
いやそれ、ただのjpegじゃん!
って思うけど、
実際にジャックのツイートが2億7000万円の値がついてる訳だし
NFTには新しい価値を生み出す力があるんだよね
ただのインターネット上にある文字やイラストを、NFTにすることで
誰が書いた文字なのか、誰が描いた絵なのか証明することができ、所有権を売り買いすることができるようになるのだ
※現状売り買いするにはイーサリアム(ETH)などの仮想通貨を使う必要がある
なんか切手の収集や古い紙幣を集めるのと似ているなと思った
別に生活の役に立ったり、本来の用途として使えるものではないけれど、そこにはお金を出しても欲しい!って人がいる
「わかる人にはわかるんだよ」ってね
骨とう品を眺める感覚とかブランド品をつい買っちゃうとか
そんな感じ
今までは現物でしかできなかったコレクションが
デジタルデータで可能になったのがNFTだ
市場の可能性
NFTに価値を見出す人が出てくると
どんなことが起きるのかな?
デジタルアーティストの新たな市場
NFTによって、デジタルアーティストは新たな収入源を得ることができる
なぜかって?それは自分のアートをNFTにするとコピーされることが無くなるから
※厳密には全くコピーされないことはないけれど、この作品私が作ったのよ✋!って最初に出品できるのって作者だよね?
だから、パチモンかどうか証明書を見れば1発でわかっちゃうわけ
NFTをコレクションしたい人って、その作品に価値を見出し(希少性とかね)今より高い値がつくことを信じて買うのだ
もちろん単純に「所有したい!」って人もいるけどね
そういったNFTコレクターは何よりパチモンを嫌うよね?
デジタル上の作品なのに、パチモンじゃないことを証明できる(確かめることができる)ってのがNFTのすごいところ
しかも、絵であれば個展を開いてプロモーションする必要ない
音楽であればレーベルを通す必要もない
作者が中間マージンなしでダイレクトに作品を売ることができるのだ
しかも仮想通貨で取引を行うから
ドルやユーロに換金→金融機関で送金 なんてする必要はない
海外の作品なども一瞬で買うことができる
2次流通でも収入を得られる
NFTがやばいのは2次流通後も収入を得られるところ
自分の作品を売るときそういう設定ができるのだ
OPEN SEA というサイトで例えると
自分の作品が売れた時、金額の10%を作者がもらえるっていう設定が可能
だから作品の値段があとになって高値がついた時も大丈夫
自分の手から離れた作品に対しても売れるたびに10%の金額を得ることができるのだ
売っておしまいにならないところがヤバい
盛り上がりを見せるNFT市場
大手企業が続々参入を表明しているNFT市場
今後ますます盛り上がっていくだろう
ゲームやブランドと相性バッチリ
ドラクエやどうぶつの森などゲームは、もともとデジタルコンテンツじゃん?
だからNFTと相性が良い
例えばだけど、
おれ、天空の鎧のNFT持ってるんだぜ!
なんて会話ができちゃう
しかも、ゲーム内で使えるだけじゃなく
実際に流通している仮想通貨で売り買いできる
シャネルやグッチなどのブランドとも相性ばっちりだよね
Twitterのアイコン、シャネルで買ったNFTなんだー
数年後にはこんな会話が聞こえてくるだろう
いわゆるデジタルファッションだよね
共通のNFT所有者とつながったりするのも楽しそう
NFTは日常になる
どうだろう?
NFTについてすこし理解できたんじゃないかな?
これからの未来、NFTは間違いなく日常になると思う
スマホの中に、パソコンの中にお気に入りのNFTを持ち歩き
ゲームで使ったり、スマホを着飾るのだ
あとは、そうだなー
春限定のスタバのタンブラーをメルカリで売るように
限定品のNFTを売って儲ける人も増えていくだうね
今までになかった新しい価値、それがNFT
あなたもお気に入りのNFTを見つけてコレクションしてみてはいかが?